仕事の基礎理解
相互扶助で成り立つ生命保険では、ご加入いただいているお客様の公平性を保つことが必要であるため、お申込みの内容やお客様からご提出いただいた資料をもとに、お客様の健康状態やご職業などから、将来的な保険事故発生リスクを考慮し、ご契約の引受判断をしています。この「保険の入口」としての重要な役割を担っているのが、契約査定グループです。
最終的な引受判断をするのは専門知識を有するアンダーライターやドクターですが、その判断を支える立場として、正確かつ迅速に行うためのシステム開発や、医学の進歩に対応した基準の改定、全国の営業部に向けた「教材・マニュアル」の作成、全国の営業部からの照会対応も私たちの大切な仕事です。
この仕事のリアル

最新の審査基準を営業現場へ
職業の多様化、年収分布の広がりなどの社会の変化を受けてリスクも複雑化するため、年に数回は審査基準の見直しを行っています。そのため、保険の入り口(新契約)の仕事をしていると、社内外の変化を敏感に感じることができます。引受審査のデジタル化もその一つです。審査の一部を自動化することで、これまで以上に迅速なご加入可否の判断ができるようになります。しかし一方でこうした変化に営業部が遅れてしまうことがないように、契約の引受に関する最新情報を「教材・マニュアル」として提供する必要があります。どのような内容であれば営業部にとって分かりやすいかを考える際には、入社初期での自身の営業経験が生きていると感じます。また、実際に使っていただいている営業部からの声も参考にしながら、少しでもわかりやすく、参考にしやすい書類を作成できるよう取組んでいます。

日々勉強しながら成長中
契約査定グループは「お客様が保険に加入できるかどうかの判断基準」を担っているので、営業部からの問合せが頻繁にあります。配属された当時は、「こういった健康状態のお客様でも加入できますか?」といった営業部長からの問合せに対して、知識や経験が追いつかず、うまく回答できなくて焦ることが何度もありました。私もライフプラザでお客様と接した経験がありましたので「一人でも多くのお客様にご加入いただきたい」という気持ちが先走り、営業部やお客様の負荷を考えずに資料を集めてもらったのに、結果としてご加入いただけなかった、ということもありました。しかしこうしたミスリードに落ち込んだ際には、先輩方からのアドバイスを元に経験を糧に成長することができました。現在も日々勉強で、ドクターとのやり取りを通して査定判断に必要な高度なスキルを身に着けるとともに、アンダーラインティングの資格試験勉強等も兼ね病気など、この仕事に必要な知識を学んでいます。引受査定の仕事は、知れば知るほど奥が深く簡単な仕事ではありませんが、情報提供した営業部拠点長から「ありがとう」と声をいただけることが嬉しくて、やりがいになっています。
仕事で意識していること
「まずはやってみる」ということを大切にしています。新しい環境で仕事をする時や初めてする仕事を任された時など、できるかな?と不安に思うことがあります。そんな時は、深く考えすぎずに「やってみよう」という気持ちに切替えるようにしています。これは単なるおまじないの言葉ではありません。これまでの私の経験上、苦手だと不安に思っていたことでも、いざやってみると想像以上に上手くいくことがあるからです。たとえ失敗して立ち止まっても、周囲の方たちが助けてくれますし、その経験が自分の糧になります。やり遂げた時には達成感や成長を感じることができるので「まずはやってみる」を大切にしています。

キャリアの流れ
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2020年
人材開発部 ライフプラザ本店(大阪府)
個人保険営業(既契約のお客様へのアフターサービス)※
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2021年
契約部 契約査定グループ(大阪府)
引受査決定に関する実務
※現在の研修・初期育成については、職種紹介をご参照ください。
OFFの過ごし方

退社後やお休みの日は仕事のことを忘れて、プライベートの時間を楽しんでいます。特に旅行が好きなので、有給休暇を取得して、国内や海外を旅行しています。定期的に旅行の計画をたてることで、それを楽しみに仕事も頑張れるので、みなさんにもおすすめです!この写真は数年前に行ったスペインでの写真です。スペインはお気に入りの場所なので、再び行こうと計画しているところです。
1日の流れ
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9:00
始業
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9:30
タスクミーティング
1週間のタスク・スケジュールを上司と共有
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10:00
引受判断業務
現地からの照会対応
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12:00
昼休み
社内食堂へ
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13:00
決定業務
各種ミーティングへ参加
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16:00
資料作成
現地向けマニュアルのメンテンナンス等
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17:30
翌日のタスク整理
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18:00
終業
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18:30
同期や友人と食事
所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。