保険の基軸たる引受査定
    医学知識とITで支える

    仕事の基礎理解

    相互扶助で成立つ生命保険では、ご加入いただいているお客様の公平性を保つことが必要であるため、保険のお申込みをいただいた後、お客様の健康状態やご職業から保険事故の発生率を考慮し、ご契約の引受判断をしています。この重要な役割を担っているのが、契約査定グループです。最終的な引受判断をするのは専門知識を有するアンダーライターやドクターですが、私はその判断を支える立場として、多い時は1日3,000件に及ぶ事務手続きを、正確かつ迅速に行うためのシステム開発や、医学の進歩に遅れない引受基準の改定などに携わっています。

    この仕事のリアル

    保険と医学の間でお客様に向き合う

    入社後まず経験した職域営業では、大学病院を担当しました。医師や医療関係者のご契約を取扱う中で、お申込みを引受けできない場合はその理由を医学的な観点も含めて説明する必要がありますが、自分よりも医学知識がある方々がお客様になるわけですから、ご説明には苦慮した思い出があります。その後、その引受判断をしている契約査定グループに異動しました。ここは引受判断の視点と医学的な視点、そしてお客様の視点が交差しているような部署です。進化の著しい医学についていくための勉強は欠かせませんし、それに伴う引受基準の改定を行う際には社内のドクターも交えて検討し、一人でも多くのお客様のお役に立てるように、日々活動しています。

    新システムの開発を担当

    保険の手続きには多くのお客様情報が必要になります。そうした情報をシステムで安全かつ正確に処理・管理できれば、お客様サービスの向上、事務効率化につなげることができます。日本生命では、先進技術の進化に合わせた新しいシステムの開発が絶えず行われているので、私たち職員はたとえ専門知識がなくてもITの仕事に触れる機会が多いと感じています。いま私が担当しているのは、健康診断結果などの文字情報をAIによって読取るシステムです。操作画面の設計などに意見を出し合い、社内のIT専門部署と連携しながら仕事に取組んでいます。システムが稼働するのはもう少し先なので、進行に間違いがないように、スケジュールとタスクを明確にしつつ、チーム内でのコミュニケーションを密に取ることを意識しながら進めています。

    今後のキャリア形成

    最初に経験した営業現場では、お客様からたくさんのご意見を伺うことができました。私にとってこの経験は大きく、契約査定グループでも活かされていると実感しています。私はこれからもお客様のために力を尽くしたいと思っていますので、現在の新契約領域(保険の入口)だけではなく、お支払い(出口)に関わる部署でも働いてみたいと思っていますし、もう少し広い視野でお客様サービス全般に関わる仕事にも挑戦してみたいと思っています。

    キャリアの流れ

    1. 2016年

      本店職域法人開発室
      (現:エリア総合職養成センター)(大阪府)

      担当企業(大学病院・建築会社)における個人保険営業(既契約のお客様へのアフターサービス、新規顧客開拓)

    2. 2018年

      契約部
      契約査定グループ(大阪府)

      引受査決定に関する事務・システム企画・開発

    現在の研修・初期育成については、職種紹介をご参照ください。

    OFFの過ごし方

    プライベートでは、仕事のことを一切忘れてリフレッシュしています。会社ではどうしてもPC作業で座っている時間が長いので、休日は買い物やジムへ行ったり、用事がなくてもウォーキングに出かけるなど、なるべく外に出て体を動かすようにしています。また、BBQやキャンプも好きなので、連休は友人と遠出をして景色がいいところでキャンプをしています。アウトドアでリフレッシュすることで、また仕事を頑張ろうと思えます。

    1日の流れ

    1. 9:30

      始業

      タスク・スケジュールの確認

    2. 10:00

      資料(業務委託先からの提案書)確認

    3. 11:00

      社内会議(IT・システム領域)

    4. 12:00

      昼休み

    5. 13:00

      アンダーライター・ドクターとの打合せ

    6. 14:00

      班内定例ミーティング

    7. 16:00

      資料(企画書)作成

    8. 18:00

      社内(医事研究所管)打合せ

    9. 18:30

      翌日のタスク整理

    10. 19:00

      終業

    所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。

    TOP