仕事の基礎理解
海外保険事業部では、日本生命が7カ国で展開する保険事業の現地法人に対する経営管理および支援を行い、成長を通じた収益向上を目指しています。私自身はオーストラリアのグループ会社MLC Limitedの経営管理を担当し、駐在員や社内関係部署と連携を取りながら、会議の運営・資料作成、業績管理、MLCと当社の人材交流等の幅広い業務を行っています。また、当社グループにおけるシナジー創出に向け、現地法人のローカルスタッフを日本に招致し、好取組事例の共有等を行う海外部門横断のイベント運営も担当しています。
この仕事のリアル

ビジネス慣習の違いに戸惑うことも
2019年、オーストラリアのグループ会社において収支が急速に悪化し、2019年・2020年に計3回の増資を実施することになり、私もこの増資に関わりました。増資にあたっては、この会社の事業計画の見直しを行い、収支・資本状況の改善と企業価値の回復が前提となっています。そのため、現地と密に連携を取りながら、事業計画のモニタリングと、計画の着実な遂行や今後の成長に向けた支援を行うことが、私たちの重要なミッションとなっています。現地から受けたデータ・情報をもとに、日々、担当しているグループ会社の状況を分析して社内関係者への報告・共有を行い、担当して現地と当社の直接的なコミュニケーションを促進する会議も定期的に開催しています。資料の文字やデータの数字からではわからないことも多く、駐在員や現地職員とコミュニケーションを取りながら取組んでいます。オーストラリアと日本では、経済状況や保険市場、文化、ビジネスの慣習と様々なものが違うため、現地とのコミュニケーションに苦戦することもありますが、相手国の状況を学び理解しながら、仕事に取組むことの大切さを感じています。

刺激的で学びの多い毎日
私たちは日本国内のみならず、国を超え、現地関係者と密に連携を取りながら様々なプロジェクトを遂行しています。増資をはじめ各プロジェクトにおいては、動く金額も多額であり、経営会議や取締役会への丁寧な報告も求められます。グローバルでダイナミックな仕事に携わることができる環境は、とても刺激的で学びが多い毎日です。また、一晩で状況が大きく変わることもあり、周りのスピードに付いていくことはとても大変ですが、このスピード感が海外ビジネスにおける醍醐味とも感じています。今の仕事を通じて得た学びを活かしつつ、次々に状況が変わる中でも常に新しい情報をキャッチアップしながら、これからも挑戦を続けていきたいです。
日本生命の入社理由
中国人の両親の元、日本に生まれ育ちました。そのため中国には頻繁に行っていましたし、両親の転勤でアメリカに2年ほど住んだこともあり、海外から日本を見る機会が多くあったのですが、その度に感じたのが「日本の良さ」でした。日本の好事例やノウハウを海外に展開する仕事をしたいと思うようになり、海外でも事業を展開している日本生命を就職先として意識するようになりました。1年半の個人保険営業※を経て、現在の部署でまさにやりたかった仕事に取組むことができています。

キャリアの流れ
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2018年
ライフプラザ川崎・エリア総合職(神奈川県)
既契約のお客様への訪問によるコンサルティング営業やアフターサービスを担当※
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2018年
エリア総合職養成センター(東京都)
担当企業における個人保険営業(既契約のお客様へのアフターサービス、新規顧客開拓)※
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2019年
海外保険事業部(東京都)
既存出資先であるインドのRNLIを担当した後、オーストラリアのMLCを担当
※現在の研修・初期育成については、職種紹介をご参照ください。
OFFの過ごし方

職場の同期や学生時代の友人と旅行に行くことがリフレッシュになっています。特に同期とは仲が良く、休日以外も仕事終わりに食事に行き、休日も出かけたりして一緒に過ごすことが多くあります。仕事での悩みだけでなく、プライベートなことを含め、様々なことを話します。そんな時間が日々のモチベーションに繋がっていると感じています。
1日の流れ
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8:45
始業
メールチェック等
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9:00
班内ミーティング(朝礼)
1日のスケジュール確認
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10:00
部長報告
各案件の方向性・資料等の報告
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12:00
昼休み
チームメンバーと丸の内でランチ
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13:00
駐在員とのミーティング(オンライン)
オーストラリア駐在員と東京で会議資料のすり合わせ
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15:00
イベント担当定例ミーティング
海外グループ各社の実務担当者を招致し、好取組事例の共有を行うイベントの開催に向けた準備の進捗確認
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16:00
資料作成
会議資料・報告資料の作成
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19:00
終業
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20:00
自己研鑽等
資格試験勉強(TOEIC・証券アナリスト)・友人との食事等
所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。