営業経験を強みとして
    契約後の事務サービスを追求

    仕事の基礎理解

    生命保険は何十年にもわたってお客様により添う商品ですので、契約を適切に継続していくために、銀行口座の変更や結婚後の名前変更、契約内容の更新など、様々な手続きが必要になります。このような契約後の手続き全般を担っている部署が、私のいる契約管理部です。日本生命ではこの業務を「保全」と呼んでいます。ここで私は、保全におけるお客様の利便性向上を目的としたデジタル化推進や、全社的な方針(たとえば紙の使用削減など)に対して、契約管理部全体で何ができるだろう?という意見を取りまとめるなど、部内全体の活動に関わる複数の業務を担当しています。

    この仕事のリアル

    保全手続きのデジタル化に向けて

    生命保険には、養老保険や年金保険など、保険期間が満了したときに満期保険金・年金をお支払いする商品があります。そうした満期保険金・年金の手続きも契約管理部の業務の一つです。この満期保険金・年金の開始手続きのデジタル化を検討したことがあります。新しいシステムを開発しても、それをお客様に使っていただかなければ意味がありませんから、まずアンケートを集めてお客様の声を分析することになりました。しかし、手続きのご案内にアンケート用紙を同封する形での収集方法には前例がなかったこと、そして送付先の数が膨大だったので、その準備には苦労しました。どういった分析をする必要があるのか?から逆算して、アンケート内容について部内や関係部署と検討を重ねたり、社外の委託先に送付方法について交渉したり、一つひとつ課題をクリアしながら進めました。この経験は私にとって、社内外での調整力と仕事の推進力を身につけるきっかけになったと思います。また、前例のない業務を一からやり遂げたことで得られる達成感を教えてくれました。

    営業現場の経験が強みに

    私は入社して営業を2年間※、採用業務を3年間、そして大阪都心北支社で営業職員の支援を3年間おこないました。その後に現在の契約管理部に配属されたのですが、ここに来て営業現場での知識や経験が仕事に活きていると強く感じます。営業現場では様々なお客様のご要望や不安、営業職員の気持ちに接してきましたから、お客様と営業職員をリアルに想像できることは、机上での保全業務の企画に携わる私にとって大きな強みになっています。いまはこの強みを活かしながら契約管理部で事務サービスの理解を深めて、いずれはお客様にとって、わかりやすい事務サービスの企画開発に携わりたいと考えています。更にその先では、より良い事務サービスを実現する教育体制にも取組むことで、お客様満足の向上に貢献していきたいと考えています。

    日本生命の入社理由

    私は社会人になるにあたって「営業経験が重要だ」と思っていました。営業をすれば会社のこと、商品のこと、そしてお客様のことを理解できますし、決して楽ではない営業経験も自分の役に立つはずだと考えていたからです。しかし一つのことだけを続けるのはつまらないという思いもあり、営業経験の後には多様な業務にも挑戦したいと考えていました。ですから入社後に営業経験ができ、その先で幅広い業務ができる総合基幹職 オープンコースをはじめて知った時「私のためにある職種だ!」と思いました。また、長く働き続けたかったので、出産を経験しても親のサポートを期待できる地元関西にいたい、という希望も、エリア転勤型なら問題ありませんでした。現在こうして思う存分仕事ができ、出産をして育児もできているので、オープンコースを選んで間違いではなかったと実感しています。

    キャリアの流れ

    1. 2012年

      本店職域法人開発室
      (現:エリア総合職養成センター)(大阪府)

      担当企業における個人保険営業(既契約のお客様へのアフターサービス、新規顧客開拓)

    2. 2014年

      人材開発室(大阪府)

      新卒採用と内定者研修、インターンシップ

    3. 2017年

      大阪都心北支社(大阪府)

      お客様向けイベントや法人関係領域の業績管理

    4. 2020年

      契約管理部(大阪府)

      会議運営や総務関係業務、デジタル手続き推進に関わる

    現在の研修・初期育成については、職種紹介をご参照ください。

    OFFの過ごし方

    娘が歩けるようになった頃から、土日は必ず出かけています。遠出をしない日は、近くの公園へ遊びに行き、一緒に全力で遊ぶことで日ごろの運動不足を解消しています。月に何度かは娘を夫に預けて、友人とライブや飲み会に行くなど、育児や仕事から離れてリフレッシュする日も作って楽しんでいます。

    1日の流れ

    1. 8:30

      子どもを保育園に送る
      始業

      1日のスケジュールとメールチェック

    2. 10:00

      部長報告

      デジタル化推進の取組の進捗状況を報告

    3. 12:00

      昼休み

      後輩とランチへ

    4. 14:00

      チームミーティング

      各業務の進捗状況を確認・共有

    5. 15:00

      社内の関係部署とのミーティング

      事務コスト削減に向けたシステム開発について議論

    6. 16:00

      資料作成

      部門内会議の報告資料のとりまとめ・作成

    7. 17:30

      終業

      子どもを保育園にお迎えに行き、ごはん、お風呂、寝かしつけ

    所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。

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