一人ひとりを見つめて
    一人ひとりを育成する

    仕事の基礎理解

    エリア総合職では、入社初期の研修にて、顧客対応職務をメインとした理念・価値観の理解、社会人基礎力の向上、ビジネススキルの伸長を目指した研修をおこなっています。この初期育成を担うのが「エリア総合職養成センター(大阪と東京の2カ所)」であり、私は大阪の運営全般を担当しています。エリア総合職の業務フィールドは広いので、将来様々な部署で活躍する人材になれるよう、年間の育成計画を立案・実行し、育成担当であるリーダー・マネージャーと共に、一人ひとりの適性や成長の状況を見つめながら丁寧に育成を行っています。

    この仕事のリアル

    2年目の職員たちに見た誇りある姿

    初期育成で行う顧客対応職務は、ビジネススキルだけではなく生命保険の意義を体感する重要な機会です。保険に込められたお客様の思い、お客様に寄り添いながら目標に向かって活動する営業担当の気持ち、申込みや問合せに丁寧迅速に対応する事務サービスの大切さ。そういったことを現場で感じることで、すべての仕事の核となる「お客様のために」という言葉が理解できるからです。今般、入社2年目のエリア総合職の職員たちが、コロナ禍に伴い当初の研修予定を変更して、給付金支払業務の支援に従事した時がありました。不安や戸惑いの中で必死に支払業務の工程を覚え、結果的に支払現場に大きく貢献した職員たちに、現場経験によって育まれたニッセイ人としての誇りや責任感を感じました。机上でも「お客様は不安だろう」「営業担当も大変だろう」「だから私たちも精一杯やろう」と想像して前向きに行動したメンバーたちを見て、こみ上げるものがありました。

    人が大きく成長する時

    日本生命で働いていると、どこの部署にも魅力的な人がいるので、自分の会社ですが「すごいな、この会社」と思うことがあります。なぜそんな人が多いのか?その理由は「挑戦」にある、と私は思います。挑戦する時、人はプレッシャーを感じたり、悩んだりするものですが、それを乗り越えた時に大きな成長が待っています。日本生命には意欲があれば誰にでも挑戦する機会がありますし、そんな挑戦を成功に導くアドバイスや応援をしてくれる上司や同僚が必ずいます。こうした日本生命の伝統的な環境が、人を成長させる要因だと思います。私自身、これまで何度も挑戦をしてきましたし、それだけ成長させてもらいました。思い出深いのは、入社6年目で初めて自分のチームを持った3年間。チームの目標達成とメンバー育成の両立で、悩みながら走り続けた日々でしたが、そんな困難な状況だったからこそ、当時の上司の言葉、この時に掴んだ組織運営や新人育成の感覚は、今の自分のキャリアに欠かせないものになっています。これからも「自分を成長させるような挑戦をしてみたい」という職員を、全力で支援していきたいと思っています。

    仕事で意識していること

    営業をしていた時は、お客様に「保険に加入していて良かった」と思ってもらいたかったです。それに加えて現在は、後輩職員たちに「この会社で働いていて良かった」と思ってほしい、そう願っています。特に生命保険という仕事は、保険や年金の契約をいただくと、お客様と数十年間の約束をしたことになります。それは数十年間お客様を守り続けられる会社でいるという約束であり、そんな会社を担う人材を育成するという約束でもあります。まさに「人は力、人が全て」です。いつの時代も選ばれ続ける会社であるために、いつの時代も働きがいのある会社であるように、この人材育成という大きな役割に誇りを持って、これからも組織と人の成長に携わっていきたいと思います。

    キャリアの流れ

    1. 2002年

      本店職域法人営業部など(大阪府)

      個人保険営業、中小企業開拓、新人育成

    2. 2010年

      法人職域推進室(大阪府)

      重点職域担当職員の活動支援、担当支社の職域研修

    3. 2011年

      営業教育部(大阪府)

      職員の活動支援、本部研修の運営 

    4. 2012年

      本店職域法人開発室(大阪府)

      新人育成

    5. 2015年

      輝き推進室(大阪府)

      女性活躍推進

    6. 2016年

      明石支社 明石子午線営業部、
      加古川営業部(兵庫県)

      担当エリアのシェア拡大

    7. 2021年

      人材開発部(大阪府)

      新人育成、育成カリキュラム設計

    OFFの過ごし方

    旅行に行くことが多いです。これまでの行った都市では、バルセロナ、ケアンズ、ラスベガスが記憶に残っています。広い世界で異文化に触れることで、新しい価値観が芽生えたり、挑戦心が生まれたりします。最近は国内旅行に趣味のゴルフをセットして、北海道、沖縄、九州に行きました。まだまだ日本にも素敵な観光地がたくさんあるので、これからも旅行を楽しみに仕事を頑張っていきたいと思っています。写真は勤続20年のリフレッシュ旅行で行った箱根での一枚。私を育ててくれた3人の先輩たちと一緒に。

    1日の流れ

    1. 9:00

      班内ミーティング

      業務進捗、スケジュール確認等

    2. 10:00

      育成会議

      育成担当のリーダー・マネージャーと職員一人一人の育成状況の共有、課題解決に向けて取組検討

    3. 12:00

      ランチ

      本店周辺でオシャレ弁当テイクアウト(部下に肉食系がいるので、ほぼ毎日ガッツリ系)

    4. 13:00

      会議

      他部と協業する業務の企画検討

    5. 14:00

      リハーサル

      一年目職員の月間成績発表の場(進発)のリハーサル

    6. 15:00

      研修

      ビジネススキル(ロジカルシンキング、リーダーシップ)研修

    7. 17:00

      進発資料修正

      部下が作成した進発時に使用する資料の確認、修正指示

    8. 18:00

      研修準備

      今回のビジネススキル研修の振返りと次回の研修運営検討

    9. 19:00

      終業

    所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。

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