仕事の基礎理解
業務部はリーテイル部門における販売戦略全体を舵取りする部門です。マーケット分析や販売動向分析、それを踏まえた戦略立案などを行っています。私は日本生命に入社して営業現場を約10年間経験した後に、業務部の本部地域班に異動しました。この班は、全国約100支社あるうちの本部直轄支社(首都・近畿・東海圏以外の全支社)に対して、年間計画の立案や各種イベント運営、現地支援、執行、業績管理などさまざまな支援を行っており、これまでの営業部長の現場経験を活かせる部署です。
この仕事のリアル

現地(営業現場)の最高のサポーターになろう
業務部(本部地域班)の役割は、会社の方針や戦略と営業現場の間をつなぎ、支社や営業部の運営をより良くするために支援することです。班のスローガンも「現地(営業現場)の最高のサポーターになろう」としています。ここへ異動する前の約5年間、私は営業部長をしておりました。支援を受ける側として、職員教育やお客様に役立つ情報が大変ありがたかった記憶があります。この経験を活かし、私もできるだけ現場に伝わりやすい情報提供をするなど、営業現場にとって役に立つ支援ができるよう意識しています。また、ここへ異動して一番驚いたのは、支社それぞれの多様性です。これまでは自分自身が所属していた支社しか知らなかったため、担当する全国約50支社一つひとつの地域性や運営方針はもちろん、働き方や考え方などの組織風土に至るまで知れば知るほど、その多様性を実感しました。同時に、営業現場に対する視野も広くなったことを実感しています。

これからの営業現場を考える新規イベントの企画・運営
全国の支社を担当する中で、全国各地では様々な創意工夫を凝らした素晴らしい取組みがあることに気が付きました。ただ、支社間の情報共有は限定的かつ新型コロナウイルス感染症の流行以降、全国から人が集まるイベントは全て中止となっており、ますます各支社間のコミュニケーションの重要性を感じていました。そこで、活発な情報共有ができるよう全国をリモートで繋ぎ、参加者全員でこれからの営業現場を考える新たなイベントを開催しました。結果は大成功。参加者それぞれがお互いの成果を労う雰囲気の中で、お客様や営業職員方のためになった新しい取組みや成功事例を共有することができました。特にお客様や営業職員方とのリモートでのコミュニケーションなど、新しい働き方に関する好事例が多かったのは印象的でした。このように、業務部(本部地域班)は全国の支社支援を通じて、日本生命の根幹である販売領域、そして最前線で活躍する営業職員方に寄与する取組みができるため、とても大きなやりがいを感じております。いずれは、この経験を現場に持ち帰り、現場の視点と全国の視点を活かした、マネジメントレベルの高い営業部長になりたいと考えています。
仕事で意識していること
業務部は業務内容が多様ですから、仕事を段取りする力が求められますが、私は営業部長時代にその力を鍛えられてきたので助かっています。今後のスケジュールから逆算しやるべきことを整理し組み立てる時間と、集中してそのタスクをこなしていく時間の2つの時間を分けて行うことで、効率的な仕事ができています。また、日頃から周囲の状況を把握・情報収集するなど、常にアンテナを張るなど準備をしておくことで、いつどのような相談や依頼があっても、その場でやるべきことを決断し、行動できるようにしています。

キャリアの流れ
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2012年
営業人材開発室(東京都)
個人・法人保険営業
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2014年
横浜支社(神奈川県)
イベント企画運営・営業部支援
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2015年
横浜支社(神奈川県)
横須賀営業部、横浜関内営業部支部長
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2017年
横浜支社(神奈川県)
新金沢営業部、上大岡営業部営業部長
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2022年
業務部(東京都)
現在
OFFの過ごし方

休日は必ず子どもと出かけています。近所に動物園や水族館、大きなアスレチックがある公園があるので、「今週はどこにいこうか?」と相談しながら楽しんでいます。アスレチックを怖がっていた息子も、できることが増えてきました。日々成長を感じられて、充実した休日を過ごすことができています。
1日の流れ
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8:00
子供の保育園の送迎
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9:00
始業
メールチェック・スケジュール確認
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10:00
班内定例ミーティング
ラインごとの進捗共有
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11:00
デスクワーク
現地の業績分析や、他部との情報交換
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12:00
昼休み
班のメンバーと丸の内ランチへ
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14:00
部内ミーティング
足元の業績を元に今後の戦略立案 等
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16:00
現地好取組ヒアリング
全国の取組みを収集し、全国に発信
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18:00
終業
今後のタスクの整理をし、終業
所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。