仕事の基礎理解
支社の育成センターでは、主に中途採用で入社した職員に約3カ月間の初期研修を行っており、ビジネスマナー、生命保険や商品の知識、提案書の作り方、提案の仕方など、保険営業に必要な教育をしています。また入社5年以内の職員に向けた定期研修を行うなどして、職員の育成を支援しています。ここで私は3年間の営業経験を生かし、「トレーナー」として津支社で活躍する職員に、訪問準備やお客様への電話による訪問アポイント取得、営業同行などを通して職域営業の活動支援をしています。
この仕事のリアル

失敗からの大きな学び
トレーナーになったころ、私は「これまでの自分の営業経験や活動方法を伝えよう!」と意気込んでいました。ある職員の提案書作成を支援していた時のことです。私が「私なら、このお客様にこんな保険プランを提案すると思います」とアドバイスすると、それを聞いた職員から「それは錠解トレーナーだからできるのであって、私にはそんな大きな保険プランを提案することはできません!」と言われてしまったことがありました。その言葉を聞いた時に、実際に職員が提案できる保険プランや活動方法を教えなければ意味がない、ということに気づいて、はっとしました。それ以来、その職員一人ひとりのスキルや知識量、働く目的にも合わせて支援することを意識して支援するようになりました。今でも反省することが多い毎日ですが、職員とのコミュニケーションを大切にしながら、これからも職員の育成を支援していきたいと思っています。

目標にしている憧れの先輩
職域営業をしていた3年間ではとても濃い経験をしました。思うように成果が出ない時や、活動途中で目標達成を諦めてしまいそうな時もありましたが、そんな私がモチベーションを維持して3年間の営業をやりきれたのは、職域営業を基礎から教えていただいた先輩(当時の私のリーダー)のおかげです。その先輩は私の可能性を信じて、厳しいこともはっきり伝えてくださる方でした。お客様への訪問前の準備の仕方、話し方、アポイントの数など、日々の活動内容に非常に厳しくもありましたが、私が目標達成できなくて落ち込んでいるときには、「次、がんばろう!」と私を支え、誰よりも背中を押してくれる優しい方でもありました。
私は「人を支える仕事」がしたくて日本生命に入ったので、私も先輩のように後輩を支え、成長を後押しできる人になりたいと思っています。トレーナーとして目標にしている先輩です。
仕事で意識していること
トレーナーとして意識しているのは、小さなことでも褒めることです。自分が営業職員だったころ、先輩や営業部の拠点長から成果面だけでなく、日々の活動の中でできるようになったことなど、小さなことでも褒めてもらえたことが嬉しくて、やる気や、モチベーションアップに繋がったからです。そのために細かく職員の活動内容を把握して、少しでも改善されたら「がんばっているね!」「ちゃんとお客様の話を聞けているね!」と声をかけるようにしています。また職員が思うように活動できていない時こそ支援が必要ですから、どんなことでも相談しやすいトレーナーでいられるように、職員を見かけたら気軽に声をかけるなどして、職員からも会話しやすい雰囲気をつくるように心がけています。

キャリアの流れ
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2020年
東海法人市場部 名古屋法人市場5課(愛知県)
総合コンサルティングコースとして、担当している企業(建設系・自動車部品メーカー)へ訪問し、従業員に向けた保険商品のご案内やコンサルティング営業・お客様へのご契約内容確認などのアフターフォロー
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2023年
津支社 支社育成センター(三重県)
結婚を機に異動。3年間の営業経験を生かし、職員の職域同行支援・研修運営
OFFの過ごし方

今年、結婚休暇制度を活用して5日間休暇を取得し(土日を使って合計9日間)新婚旅行に行ってきました。職場の上司も同僚も「行ってらっしゃい〜!」といった感じで気持ちよく送り出していただき、思いっきり旅行を楽しんできました。最近の週末は、夫と作り置きおかずを作ったり、買い物をしたりしてリフレッシュしています。
1日の流れ
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8:30
始業
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9:00
朝礼
他トレーナーとの情報共有、予定の確認
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9:15
職員の同行準備
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10:30
営業部到着
同行する職員と訪問準備の確認
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12:00
職員の職域同行支援
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13:30
職員へ同行結果の振り返り
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14:30
支社に戻り昼食
同行結果報告・研修や会議の準備・職員同行準備
営業部へ行き、職員の訪問準備・テレアポ支援 -
17:00
夕礼
他トレーナーとの情報共有
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18:30
終業
所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。