仕事の基礎理解
お客様に保険を販売できる場所(販売チャネル)は複数あります。その中で銀行や証券会社など、金融機関の販売チャネルを「金融機関窓口販売」(以下『窓販(まどはん)』と表記)と呼び、日本生命はこの金融機関窓販をお客様との接点が増える重要な販売チャネルの1つとして注目しています。私が所属する金融法人業務グループは、金融動向の激しい変化に対応した窓販の商品戦略や販売推進、各窓販を支援するプロフェッショナルである「ホールセラー」の教育を行なっている部署です。
この仕事のリアル

グループとしての強みを活かす
2018年に日本生命のグループ会社に加わった「ニッセイ・ウェルス生命」は、メガバンクや証券会社に強みを持った窓販専業の会社で、大都市を中心にビジネス展開していました。日本生命の窓販を推進する私にとって、ニッセイ・ウェルス生命の強みは魅力的でしたので、同じグループ会社として相乗効果を生み出すために、日本生命の強みである全国各地のホールセラーによって、当該地域の金融機関にニッセイ・ウェルス生命の販売網を拡大することを企画しました。これが「代理代行」プロジェクトのスタートでした。

人生100年時代への対応を
当時、窓販で介護保障の商品への注目が高まっていたので、私はそこにビジネスチャンスがあると考えていました。「人生100年時代」におけるお客様の幅広いニーズに対応するためには、介護保障の商品は不可欠だからです。そこで私は、ニッセイ・ウェルス生命が一部の証券会社でのみ取扱っていた介護保障の商品(加入直後から一時払い保険料を上回る介護保障を持つことができるため、将来の介護に不安を感じているお客様のお役に立てる仕組み)を全国の地方銀行に供給する「代理代行」を考えました。
この代理代行の実現にあたって、ニッセイ・ウェルス生命との間で、何度も協議を重ねました。販売するお客様のイメージを共有して商品を再検討し、販売推進計画を練り、ホールセラーの教育ノウハウを共有するなど、お互いの強みを尊重し活かし合いながら最善策を目指しました。2020年7月に「はじめての介護」の代理代行が無事スタートし、これにより、ニッセイ・ウェルス生命の高機能商品・介護保障訴求ノウハウと、日本生命の全国地方銀行とのリレーションを最大限に活かすことができました。現在でも順調に取扱金融機関・販売量ともに拡大しており、今では日本生命グループの窓販の主力商品のひとつとなりました。
日本生命への入社理由
就職活動にあたり、①様々な業界・人と関わることができること、②やりがいや想いをもって仕事に取組めること、③自分自身が成長できる環境であること、の3つを軸にしていました。日本生命での選考の中で、ビジネスフィールドの広さや、リーディングカンパニーとしてのやりがい・想いを知るとともに、面接などを通して、自分自身が「就活生」としても成長させてもらえたと実感して入社しました。入社後も若手から企画セクションの業務に携わり、年次を重ねるにつれて責任や周囲から求められるレベルも上がり、やりがいをもって業務に取組んでいます。

キャリアの流れ
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2017年
名古屋東支社(愛知県)
ライフプラザ・営業部にて個人保険営業を担当し、その後支社にて業績管理やイベント企画を担当。
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2018年
金融法人業務G(東京都)
本社の金融機関向け窓販商品に係る商品戦略やグループ会社との協業推進などの企画業務を担当
OFFの過ごし方

休日や帰宅後に現地・テレビでの野球観戦をしてリフレッシュしています。地元の北海道日本ハムファイターズを応援しているほか、毎朝、大谷翔平選手やダルビッシュ有選手の試合結果もチェックしています。旅行の際には、その街の球場にも行っており、全球場制覇に向けて、今後も精進していきます!
1日の流れ
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9:00
始業
当日のタスク整理、メールチェック
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10:00
班内定例ミーティング
各担当業務の進捗状況や今後の進め方を確認
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11:00
社内関係課との打合せ
オンラインも活用し、担当者間で打合せ
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12:00
昼休み
班内外の同僚とコミュニケーション
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14:00
グループ会社との会議
オンラインで会議に参加
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16:00
会議・打ち合わせ資料の作成
テーマや目的に沿った最適な資料を作ることを意識
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18:00
終業
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19:00
テレビでプロ野球中継を観戦
所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。