仕事の基礎理解
複数の保険会社の商品を取扱う代理店を「乗合代理店」と呼びます。私が所属する金融法人・代理店企画部は、この乗合代理店マーケットにおける販売戦略や経営企画の策定などを担当しています。比較的新しいチャネルであるこのマーケットでどのような販売・商品戦略が有効か、将来的な視点を持ちながら考えていくことが求められています。
この仕事のリアル

新領域で知識不足を痛感
金融法人・代理店企画部は、乗合代理店全般の企画領域を担当する部署です。ここで私は金融機関の商品・販売戦略を立てる仕事をしています。入社以来、営業職員チャネル、代理店チャネルを担当してきた私にとって、まったく新しい領域で、最初は話についていくのが大変でした。金融機関マーケットの動向について調べたり、資料を読み込んだり、しっかり準備を行っていたつもりでしたが、外貨建商品の利率戦略についての初めての会議では、内容を理解できず大きなショックを受けました。これから企画領域で戦略を立てる立場にも関わらず、まったく歯が立たない状況に、強い焦りを感じました。

フロントの声に耳をかたむける重要性
基礎から学び直そうと為替や金利に関する書籍を探し、集中的に勉強しました。部署のメンバーの皆で勉強会を設定し、知識を共有していきました。更に私たち企画領域のメンバーだけでなく、実際に代理店の担当者と対話しているフロントの意見を聞くことが重要ということになり、ホールセラー(金融法人担当営業課長)の方々を中心に情報を集めました。乗合代理店チャネルはまだ新しく、今後大きく伸びていくマーケットです。だからこそ、積極的に情報や知識を取りにいく姿勢が求められます。お客様との間に代理店担当者がいて、直接的にお客様と関わる機会は少ないですが、常にお客様のためになることを第一に考えることが企画領域として重要です。そのためにも、お客様に近いフロントの方々の声を聞き取る努力をすることが一番重要だと感じています。入社6年目ですが、営業職員チャネル、代理店チャネル、金融法人チャネルを経験していることは大きな学びになっています。今後は、それぞれで得た経験を武器に、商品開発などにも携わることができたらと思っています。
日本生命の入社理由
「困っている人を助けたい」という思いがあり、大学時代にNPOに参加し、東日本大震災の被災地での復興支援や開発新興国での住居建設支援などに携わっていました。支援活動を通して現地の方々の笑顔に癒され、就職する際にも、より多くの方々の笑顔が見たい、困っている人の役に立つ仕事がしたいと考えていました。金融業界は富裕層向け商品も多いですが、保険は人々の人生に寄り添い、必要な時にサポートができる仕組みであることから、この業界で働きたいと考え、業界のリーディングカンパニーである日本生命を志望するようになりました。

キャリアの流れ
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2017年
横浜北支社(神奈川県)
ライフプラザ・拠点での営業実践
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2018年
人材開発部(東京都)
新卒採用・社内研修運営
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2019年
山形支社(山形県)
営業職員の業績管理・イベント運営
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2021年
金融法人・代理店企画部(東京都)
金融法人領域の商品戦略・販売戦略を担当
OFFの過ごし方

大学時代から旅行が趣味で、社会人になってからも年に一度は必ず海外旅行へ出かけていました。最近はコロナ禍で海外に行くことができなくなってしまいましたが、それでも長期休みを利用して国内旅行を楽しんでいます。
新たな土地に訪問し、現地の方々との出会いがあり、自身の知見の広がりにも役立っています。
1日の流れ
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9:00
始業
出社後、メールの確認や本日やることの整理等を実施
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10:00
班内定例ミーティング
各班の業務内容状況の共有・事務連絡等
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11:00
他部とのミーティング
商品・販売戦略に関するミーティング
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12:00
昼休み
班のメンバーと社外でランチ
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14:00
ミーティング
グループ会社(主にニッセイ・ウェルス生命)・他部とのミーティング、部長報告等
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17:00
資料作成
社内会議付議の資料・金融機関への提案資料等の作成
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19:30
終業
帰宅後は、資格試験の勉強やドラマ鑑賞等で息抜き
所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。