多くの人が使う
    ITだからこそ、
    多くの人と
    会って話をしたい

    仕事の基礎理解

    日本生命の社内システム投資額は、業界最大規模です。この舵取りをしているのが、私が所属するIT統括部です。どのようなシステムが必要とされているのか?効果に対する投資額は妥当か?こうした判断から投資の決裁までを行うためには、単純なIT知識だけでは足りません。実際にシステムを使う職員のニーズや、会社・部門の課題、システムが稼働する「少し先の未来」を多面的に把握する必要があるからです。そのため、これまで経験してきたどの仕事よりも、「人と会って話をする大切さ」を実感しています。

    この仕事のリアル

    取扱うシステム案件は大規模であり無数

    現在、私が担当しているシステム案件は、計数十億の投資額にのぼります。金額の他にも、システムを利用する何万人もの職員、その先にいるお客様にも影響がある、スケールの大きな仕事です。私は、リーテイルのフロント組織である支社で、お客様と直接関わる仕事をしていた経験もありますので、その責任とプレッシャーも感じますが、ITの高度化が会社・事業成長の重要なカギになる時代に、システム投資の中枢であるIT統括部で仕事ができるやりがいを強く感じています。

    日本生命にはITに関わる部署が多くあり、それぞれが異なるミッションを持っています。中でもIT統括部は、会社全体のIT全体を俯瞰し、統括する部署ですので、大小や新旧様々な無数のシステムを把握しなければなりません。異動してきた時には、この仕事の全てを理解するのは不可能だ、と思ったほどです。全社のシステム戦略に関わる者として責任ある判断をするため、先輩たちが作成した資料を徹底的にチェックして、システムや投資判定のロジックを学び、自分なりの投資判断をもとに先輩や関係者と直接意見交換をしながら、視野を広げる。そんな毎日を過ごしています。

    国内外の先端ITで社内課題を解決したい

    私はこの仕事をする上で2つの視点が大切だと考えています。ひとつは、システムへ投資をする会社としての視点。投資対効果はあるのか?金額は妥当か?といったことを見極める冷静な視点です。ふたつめは、システムを使う人の視点。本当に現場が求めているシステムなのか?根本的な問題を解決できるのか?といったことを正確に理解する必要があります。

    こうした視点を広く持つために、多くの人の考えや意見を参考にする必要があります。関係する多くの人に会い、直接話す時間を大切にしています。また、日頃から壁をつくらずフラットに会話できる人間関係を構築し、ざっくばらんに意見交換する中で、自然とコミュニケーション力が向上したと感じています。近い将来、ニューヨーク勤務で培った情報収集の経験も活かして、国内外の先端ITで社内課題を解決し、日本生命の事業拡大やお客様サービス向上に貢献できるシステムを企画・開発したいと思っています。

    日本生命への入社理由

    私は、ITに関わる仕事と海外に関わる仕事、という2軸で就活をしていました。どちらにもチャレンジできる会社を探す中で、日本生命のインターンシップに参加しました。さまざまな部署の色々な職員の方と話す中で、「日本生命には理系が活躍できるフィールド」がたくさんある、ということに気付きました。加えて、ITに関する前向き、積極的な投資戦略と多くの海外拠点があることも知り、私が望むキャリアを築きながら、活躍できる場所を見つけられるのではないかと思い、日本生命を選びました。

    キャリアの流れ

    1. 2015年

      東京中央総合支社(東京都)

      ライフプラザ・営業部にて個人保険営業を担当し、その後支社にて業績管理やイベント企画を担当

    2. 2016年

      サービス企画部・損保サービス室(東京都)

      損保事務システムの企画・開発

    3. 2018年

      Nippon Life Americas Inc.(N.Y)

      米国保険マーケット調査、既存出資先の経営管理

    4. 2021年

      IT統括部(東京)(東京都)

      ITガバナンス・IT人材戦略・IT関連の委員会事務局

    OFFの過ごし方

    年々趣味が増えているので、仕事が早く終わった日や土日は趣味に没頭しています。最近は自然を堪能しながら運動もできるカヤックにはまっています。自然が大好きなので、いつか長期休暇を利用して南極へ行きたいと思っています。

    1日の流れ

    1. 9:00

      始業

      メールチェック・複雑な資料作成は朝の内に済ませます

    2. 10:00

      チーム内定例ミーティング

      各自が担当領域のシステム案件を責任もって管理・進捗報告

    3. 11:00

      打合せ

      システム開発部門と、個別システム案件の打合せ

    4. 12:00

      昼休み

      同期と丸の内ランチへ

    5. 14:00

      部長・課長への報告

      上司や経営層に報告すべき内容をまとめ、適切に連絡・ディスカッション

    6. 16:00

      システム案件の整理

      1カ月~数年先に完成するシステムについて、適切な投資判断を実施するための情報整理・審議

    7. 17:00

      報告資料

      関係者が多いため、誰にでも分かりやすい資料の作成・適切な報告スケジュールを心がけています

    8. 19:00

      終業

      先輩方とご飯へ

    所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。

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