前職

    医療機関向けシステム会社

    ヘルスケア事業を推進する
    データサイエンティスト

    入社の経緯

    前職では医療機関向けにシステムを提供する会社に在籍し、営業や商品企画を担当していました。仕事に不満はありませんでしたが、当時からデータサイエンスに強い興味があったこと、学生時代から病気の予防やプライマリーケアに興味があったことから、次のステップに進もう!と転職を決意しました。日本生命は2017年からヘルスケア分野に進出したばかりだと知り、将来的な事業の伸び代を感じました。そして、この新たな事業を伸ばしていくプロジェクトに参加すれば、きっと自分にとって貴重な経験になるだろうと入社を希望しました。いまの私には「個人に最適化した予防事業を広い面で提供したい」という夢があります。その夢の実現に一歩ずつ近づいている手応えを感じなら、充実した日々を過ごしています。

    仕事の基礎理解

    ヘルスケア事業部は、自治体・健康保険組合・共済組合・企業などの団体様向けに健康増進の支援を行うコンサルティングサービス(Wellness-Star☆)を展開しています。たとえば自治体が持つ健康診断データを預かり、それを分析、健康課題や医療費状況を可視化し、保健施策の立案を支援しています。また企業向けには、ストレスチェック結果を用いた分析サービス「SAAGAS(サーガス) 」を開発し、提供しています。ヘルスケア事業は歴史ある日本生命の中でも新しい事業なので、社内には前例もノウハウもありませんから、メンバーの知見を持ち寄って、あらゆる角度から検討して事業を推進しています。試行錯誤の日々ですが、ヘルスケアという新たな価値を事業にしていく責任感と、ベンチャースピリットを持って未来を創り出していく面白さがある仕事だと思います。

    この仕事のリアル

    ITスキルを使ったデータ分析

    少子高齢化が急速に進む中で、自治体は国民健康保険を維持していくために、健康増進による医療費の適正化と、健康寿命の延伸の両方に取組んでいます。そのため「医療費が高くなる要因は?その解決策は?」「健康増進が必要なターゲット層は?」「適切な保健施策は?」など、さまざまな状況を詳らかにしたいという自治体のニーズに、ITスキルを使ったデータ分析によって応えているのが私たちです。その中でも私は医療費分析案件のプロジェクトマネージャーとして、分析以外にも、課題の抽出、解決策の検討、レポート作成と説明など、多岐にわたる業務を管理しています。チームとしてのプロジェクトの成功を第一に考えているので、メンバーが取組んでいる業務や状況を少しでも理解するように心がけています。日々の経験を重ねていく中で知識が増えていく喜びがありますが、常に初心と好奇心を忘れず「自治体が本当に望んでいることは何か?この仕事の目的は何か?」を意識して取組んでいます。

    分析スキルとヘルスケア知識

    この仕事では多彩なスキルを活かすことができます。キャリア入社のメンバーも多く在籍しているチームなので、MRやコンサルタントなど、これまでの経験を活かしている方もいます。一方で自分にないスキルを積極的に学ぶ姿勢も必要です。病気や医療、国民健康保険や医療費、地域の暮らしや生活習慣、そしてデータ分析に必要なITスキルなど、あらかじめ持っているスキルだけでは足りないため、入社して学ぶべきことが多くあります。私はデータ分析が大好きなので、日本生命のデータサイエンティストとして成長していきたいと思っていますが、実際の業務には、糖尿病の予防方法や地域の医療格差問題などの知識が必要ですから、入社後にたくさん本を読んで勉強をしました。私だけではなく、上司も含めてみんなが貪欲に学び、共有しながら一緒にヘルスケア事業をつくっていくのは、とても刺激的で楽しいです。

    1日の流れ

    1. 9:30

      出社

      メール確認・当日の予定確認など

    2. 10:00

      プロジェクト定例ミーティング

      タスクの進捗確認や、メンバーが抱えている課題解決のためのディスカッション

    3. 11:00

      データ分析設計

      顧客のニーズに合わせた分析レポートやダッシュボードの設計

    4. 12:00

      昼休み

      班のメンバーと丸の内ランチへ

    5. 13:00

      データ集計

      SQLを用いて医療費や健康診断データの集計

    6. 15:00

      打合せ

      データ分析の高度化に関する打ち合わせ

    7. 16:00

      打合せ

      同僚・上司へ課題・悩みの相談など

    8. 17:00

      書類作成

      自治体への報告資料等作成

    9. 18:00

      終業

      ジムへ(健康になる &太らない努力)

    10. 19:00

      友人と飲み会

    キャリアの流れ

    前職:医療機関向けシステム会社

    1. 2018年

      医療機関への営業を経験した後、商品企画部で理想のシステムを企画する。

    日本生命

    1. 2024年

      ヘルスケア事業部 データ戦略班(東京都)

      自治体・健保組合の健康課題を解決するためのデータ分析業務。

    OFFの過ごし方

    最近、筋トレと料理を始めました。ダイエットが目的で始めたのですが、気が付けば週に2回はジムへ行く生活スタイルになりました。ヘルスケア事業を担当しているので、自分が健康でいないと説得力がない!と思ってジムで自分を追い込んでいます(笑)。もうひとつ新たな生活スタイルにしようと思っていることが英会話です。オーストラリアへ一人旅をした時に(写真)、自分の英語力のなさを痛感したことがきっかけです。

    所属・役職や業績・カリキュラム等は全て取材当時のものです。

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