特別対談 IT部門が挑むビジネス変革への挑戦 ~先輩×後輩のクロス対談~

今回は、データ利活用やアジャイル開発の推進に取り組む4名に集まってもらい、それぞれの業務内容や想いについて話をうかがいました。
IT部門は、ビジネスを支える「守りのIT」だけではなく、その安定した基盤の上で、ビジネスや働き方そのものを変えていく「攻めのIT」にも挑戦しています。
経験も立場も異なるメンバーの言葉を通じて、その最前線をお届けします。

  • デジタル・AI推進室

    佐藤 慶

    2008年入社 オープンコース

  • IT推進部

    中尾 知樹

    2008年入社 キャリア採用

  • デジタル・AI推進室

    岡村 友樹

    2024年入社 IT戦略コース

  • IT推進部

    立川 優衣

    2024年入社 オープンコース

Q

まず、今の仕事について
教えてください。

  • 佐藤

    私はデジタル・AI推進室に所属し、各部門に伴走しながら全社横断でデータ利活用を推進しています。データを活用した意思決定の高度化や、データドリブンな組織文化の醸成が主な役割です。

  • 岡村

    私もデジタル・AI推進室で、業務に直結するシステムやツールの開発に携わっています。自分が関わった「もの」が、営業職員やお客様の業務を支えていることを実感できる点にやりがいを感じています。

  • 中尾

    IT推進部に所属し、個人保険事務の開発を中心とした全社横断的な開発を担っています。その中で、私のチームはアジャイル開発の推進をミッションとしており、開発プロセスや進め方そのものの変革にも取り組んでいます。

  • 立川

    中尾さんと同じIT推進部のチームに所属し、アジャイル開発を中心に学びながら、全社的な推進活動に取り組んでいます。現場に近い視点を生かしつつ、開発の進め方をより良くしていくことが現在の仕事です。

Q

なぜ、日本生命のITを志したのか、
その理由を教えてください。

  • 中尾

    約20年前にキャリア採用で入社しました。前職では金融系システムに携わっていましたが、日本生命というスケールの大きな会社で、システム開発やデータ活用を通じて「会社の仕組みそのものを考える仕事」ができる点に魅力を感じたことが、入社のきっかけです。入社当初は、保険金支払いを支える基幹システムの大規模な見直しプロジェクトに参画し、その後も新技術の導入やプロジェクトの立ち上げなどに幅広く携わってきました。

  • 佐藤

    入社18年目になりますが、ITのキャリアはここ7年ほどです。それまでは個人保険の販売支援や事務サービス、企画業務など、ビジネス側の仕事を経験してきました。もともとIT領域を志望していたわけではありませんでしたが、業務を通じて現場とシステムの関わりに触れる中、「仕組みの側から業務をより良くできるのではないか」と考えるようになりました。実際にIT部門に配属となり感じたのは、日本生命のITには「あるべき姿」を長期的に描き、計画的に積み上げていく強みがあるということです。現場とITの両方を知っているからこそ、その橋渡しができる存在でありたいと考え、今後もIT部門でキャリアを築いていきたいと考えています。

  • 立川

    きっかけは入社後に営業職員の方々と一緒に営業活動をする機会があったことです。その中で、デジタルの有効性を実感すると同時に、現場では使いづらさも多いという課題を痛感しました。そこで、「現場が本当に使いやすい端末やツールをつくりたい」という想いと、専門スキルを身につけたいという考えから、IT部門を志望しました。

  • 岡村

    私は就職活動において、「ものづくりを通じて、短期間で社会に貢献できる仕事がしたい」という軸を大切にしていました。
    その中でも「ものづくり」を実現できるIT部門への配属が確約されていたIT戦略コースは魅力でした。職員訪問においても、入社後に一緒に働く可能性のあるIT部門の方々が対応してくださったため、働く環境や業務内容をより具体的にイメージすることができました。多くの営業職員やお客様を抱える日本生命であれば、自分のつくった仕組みが広く使われ、社会に役立つ実感を得られると考え、最終的に日本生命のIT戦略コースへの入社を決めました。

Q

今回、デジタル・AI推進室とIT推進部での初の共同プロジェクトがあったとお聞きしました。
詳しく教えてください。

  • 佐藤

    このプロジェクトは、法人営業活動を支援するものです。具体的には、日本生命が有する膨大な顧客情報を、ダッシュボードというデータを視覚的に整理し、必要な情報を一瞬で把握できるビジネスツールを開発する事で、効率的な営業活動推進ができる事を目的としています。元々データ自体はありましたが、ユーザビリティが悪く、現場で使いこなせていないという課題がありました。プロジェクトを進めるにあたり、現場の声をタイムリーに反映しながら開発を進める事が求められたため、アジャイル開発がマッチしていると考え、ちょうど、中尾さん・立川さん達がアジャイル開発を日本生命で広めようとしていたため、一緒に開発を進めることになりました。

  • 中尾

    アジャイル開発とは、お客様の声を柔軟かつ迅速に取り入れ、継続的に改善を重ねる開発手法です。計画重視でやり直しを避ける従来型(ウォーターフォール)とは異なり、不確実性に適応しながら進める特徴を持っています。我々のミッションは、これまでの「守りのIT(安定稼働)」だけでなく、「攻めのIT(ビジネスへの貢献)」に投資をシフトしていくことです。今回のプロジェクトは、まさに「ITを使ってビジネスを伸長させる」という今の会社の挑戦や勢いを体現する取り組みになったのではないかと感じています。

Q

若手のお二人は、
このプロジェクトでどのような役割を
担当されましたか?

  • 岡村

    私は、ダッシュボードの作成を担当しました。1年目の後半から、TableauなどのBIツールや社内の自己研鑽支援制度を積極的に活用してキャッチアップすることで、実案件を任せてもらえる環境にあったこともあり、その経験を生かして今回のプロジェクトにも主体的に関わりました。画面設計から可視化までを一貫して担当できたのは、大きな経験になりました。

  • 立川

    私は「スクラムマスター」として参画し、開発チームが円滑に動くようサポートする役割を担いました。本格的に案件に入るのは今回が初めてでしたが、チーム全体の状況を見ながら、開発がスムーズに進むための調整役を務めました。

Q

プロジェクトの中で工夫した点や、
苦労した点はありますか?

  • 岡村

    特に印象に残っているのは、アジャイル開発の進め方をビジネス部門に理解していただき、実践できたことです。2週間ごとに振り返りのインタビューを行い、作成した画面を共有しながら意見を吸い上げ、次のサイクルまでに対応すべき要件を整理する——この流れを愚直に回しました。
    その結果、アジャイル開発のフレームワークの有効性を実感するとともに、過去最短となる約2か月での完成につなげることができました。若手ながらも、積極的にチャレンジできたことは大きな自信になっています。

  • 立川

    一番苦労したのは、「スクラムマスターとしてどう立ち回るのが正解なのか」が分からなかった点です。最初は何をすべきか迷いがありましたが、中尾さんや周囲の先輩方に相談する中で、「チームを良くすること自体が自分の役割だ」と腹落ちしました。
    そこからは、チームメンバーが抱えている悩みや不安を整理し、その原因と解消方法を考えることに注力しました。具体的には、「悩みや不安を晴らす会」を企画・実施し、率直に話せる場を設けました。準備は大変でしたが、「不安の正体が分かったことで、今後の対処方法を具体的に考えられるようになった」「信頼し合ってタスクを進められる関係を構築できた」などの言葉をもらえたことで、チームの前進に貢献できたと実感しています。

Q

マネジメント層のお二人は、
どのように若手をサポートして
いたのでしょうか?

  • 中尾

    今取り組んでいる領域は、正解が分からない未知の課題ばかりです。
    だからこそ、私はマイクロマネジメントではなく、「達成すべき課題」を明示して、あとは若手の創意工夫を促すようにしています。自分が正解を持っているという考えは捨て、一緒に答えを見つけに行く感覚ですね。

  • 佐藤

    若い人の多様な意見が解決策になることもあります。私たちがやったことで失敗したとしても、彼らがやればうまくいくパターンもある。本人が「やりたい」と言ったことは、全力で応援したいと思っています。

Q

最後に、今後の展望と、
未来の仲間へのメッセージを
お願いします。

  • 立川

    スクラムマスターとして得た「相手の立場に立って物事を捉え、チームが前に進むために何が必要かを考え続ける姿勢」はあらゆる業務にいかせるものだと感じています。今後は、このアジャイルマインドを部署の枠を越えて伝え、メンバー一人ひとりの声を丁寧に汲み取りながら、自律的に動けるチームづくりに貢献していきたいです。また、未来の仲間となる皆さんとも、前向きに挑戦できる環境を一緒に作っていけることを楽しみにしています。

  • 岡村

    ITはあくまで手段であるため、「ITでどう課題を解決し、ビジネスを前に進めるか」を考え抜ける人になりたいです。日本生命には、1年目からそういった挑戦ができる環境があると実感しています。

  • 中尾

    組織としてのスピードを上げ、一人ひとりがやりがいを持って取り組める環境を更に広げていきたいです。また、アジャイル開発を採用した案件をより増やしていきたいと考えているため、組織やビジネスが変わっていくプロセスを、当事者として楽しめる方に新たに加わってほしいですね。

  • 佐藤

    不確実な環境を楽しみ、自ら考えて生き生きと働ける若手が増えることが、会社全体をより良く変えていくと信じています。そういうモチベーションを持った人に、ぜひ仲間になってほしいです。IT戦略コースで入社される方には、IT領域における中長期的な活躍を期待しております。 IT未経験の方も、バックアップ体制や若手の内から裁量もって働ける環境をご用意しておりますので、ぜひご興味もっていただける方をお待ちしております。

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