資産運用部門

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地域・社会との共生

生命保険事業は社会性・公共性の高い事業であり、環境や地域・社会と共生し、日本経済・企業と安定的な成長を共有していく視点からの資産運用を行っています。 例えば、株式投資においては将来の株式上場を目指す全国の未公開企業へも、当社グループのニッセイ・キャピタルとともに積極的に投資を行っています。

融資取引については大企業だけではなく全国各地のお客様との取引を通じて、地域産業発展に役立つように努めており、個人融資の分野では、住宅ローンなどを通じ、健全で豊かな生活設計に必要な資金を提供しています。
不動産投資においても、全国各地のオフィスビルに幅広い投資を実施することで地域の発展に寄与しています。

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ESG投融資の強化

近年では、パリ協定やSDGsなど、世界が持続可能な社会の実現に向けた取組みを進めていく流れをふまえ、環境(Environment)や社会(Social)、企業統治(Governance)の観点を重視する「ESG投融資」を強化しています。

再生可能エネルギー事業やESG債などへの投融資を通じ、SDGs達成に向けた取組みに1兆円以上(2014年以降の累計投資額)の資金を提供しているほか、投資先企業とESG課題に関する対話を実施するなど、様々な方法で取組みを進めてきました。
2021年度からは全ての資産クラスの投融資プロセスでESG要素の考慮を開始しており、今後もESG投融資を一層強化していきます。

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ポートフォリオの変革

ポートフォリオの変革については、円金利資産の長期化による金利リスクの圧縮や、海外を中心としたクレジット資産の積み増し、オルタナティブ資産等への国際分散投資の推進を通じて、長期安定的な運用収益の確保とリスク削減の両立を目指します。

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