人材育成
エリア業務職の目指すべき人材像
エリア業務職は、業務の目的や意義を捉え、効率的かつ的確に職務を遂行できるだけではなく、高度な事務スキルをベースに、顧客対応職務も含め、幅広い領域で活躍することが期待されています。
コンピテンシーについて
「コンピテンシー」とは、全ての職務に共通する「高い生産性を発揮するための行動パターン」であり、本社では4つの能力区分(業務処理能力【知】・対人関係能力【情】・人的能力【意】・管理能力)に基づき、16個のコンピテンシー項目を設定しています。これらの強化に向けて、日常の職務遂行の中で各コンピテンシーを意識し、仕事に取組むことが重要となります。
◎人物像・能力とコンピテンシー
◎知識・スキル
入社後、まずは自らの職務を正確かつ迅速に進めていくための知識・スキルの習得・向上を目指します。そのためのOJT支援ツールとして、「ステップアップカード」を活用します。
また、OJTによる知識の習得・向上に加え、幅広い領域で活躍するための知識の習得と視野の拡大も必要なため、「お客様サービステスト」を通じて、エリア業務職に共通して求められる基礎知識の習得を図ります。
さらに、様々な職務に対応すべく、公認資格・試験を通じ、基礎知識をしっかりと身に付けることが不可欠です。
ステップアップカード
各所属においてエリア業務職の担当職務を実務単位で洗い出し、OJTを通じて、自らが対応できる実務領域の拡大と職務水準のレベルアップに取組みます。日常職務を通じて、エリア業務職として求められる「コンピテンシー」や「実務・スキル」の能力伸長を図るために、「ステップアップカード」を活用し、段階的にスキルアップを図る運営を行っています。
お客様サービステスト
お客様本位の業務運営をより強化していく中では、日々の業務だけではなく、日本生命の職員として最低限必要な、本社経営方針に関する基礎知識、生命保険(個人保険・企業保険)の基礎知識の習得に加え、お客様対応職務の理解・習得を通じた“お客様視点”の意識醸成が必要です。
上記を踏まえ、必要な知識の更なる理解・習得につなげる機会として年1回テスト実施をしています。
エリア業務職の人材育成体系
1.入社初期育成
【初期育成期間の位置づけ】
エリア業務職の人材育成については、幅広い知識・視野、高度な事務遂行能力と事務スキルをベースとした顧客対応力やマネジメント能力も兼ね備えた人材の育成を目的としています。
また能力伸長に向けた取組みとして、OJT(日常業務を通じた学習)、各教育・研修機会の活用、主体的な自己研鑽の3つに分けることができますが、その中でも最も多くの時間を費やすOJTは、非常に重要な能力伸長の機会となります。まず導入研修において日本生命で働く職員としてのマインドを醸成し、日本生命・生命保険についての基礎知識などを身につけます。
その後は、各所属でのOJTを基本としながら、業務ローテーション・異動ローテーションを通じて、基礎となる業務や顧客対応力を習得します。
2.アドバイザー制度を導入
エリア業務職新入職員の配属がある所属については、先輩職員が一番身近なアドバイザーとして会社全般について指導をします。
アドバイザーの主な役割としては、新入職員とともに学び向上する姿勢を持ちながら、①新入職員が1日も早く職場の一員となり、担当業務を習熟できるよう指導・アドバイスを行う②仕事だけでなく、マナーを含む会社生活全般にわたって、新入職員の手本となり指導するということになります。
3.付加価値を生み出すための
「自己研鑽支援/キャリア形成支援」
[自己研鑽支援]
習得が望ましい公認資格・試験を示し、自己研鑽を推奨しています。指定の公認資格・試験については、合格時に褒賞金を支給しています。
[社内インターンシップ研修]
他所属での業務経験を通じ、キャリアビジョンの構築や視点の高度化を図ることを目的とした研修を実施しています。
※2022年度4月時点の制度
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