イノベーション開発室は、日本生命グループの新しいビジネスを創出するオープンイノベーション拠点です。
「Nippon Life X」という呼称で、私が在籍している日本だけでなく、北米(シリコンバレー)などグローバルレベルで幅広いR&D活動に取組んでいます。
Nippon Life Xには、日本生命の中で様々なキャリアを積んできたメンバーが集まっています。多様なバックグラウンドや経験を持つ人材がそれぞれの視点で意見をぶつけ合うことで「新たな価値」を創出し、日本生命の社会的役割をさらに拡大していくことを目指しています。

Nippon Life Xは、生命保険以外の新規事業の創出に加え、先端ソリューションを活用して保険事業を高度化していくための取組みも行っています。
一例として、自社で一貫して開発・構築してきた堅牢な保険業務システムの刷新・高度化を実現した事例があります。
また、北米のスタートアップ企業の「ノーコード開発ソリューション」(開発にプログラミングを必要としない開発基盤)を保険業務で活用するために、小さなトライ&エラーからスタートし、最終的にはNippon Life Xが設立に関わった「ニッセイプラス少額短期保険会社」の本番業務システムに実装しています。これにより、業界トップクラスのスピーディーな商品開発を実現することができました。
今後もNippon Life Xが先頭に立って日本生命の変革を加速させていきたいと考えています。
「社会全体に良いインパクトを与えられるような仕事に真正面から挑戦できる」
私は日本生命で新規事業に携わるやりがいをこのように感じています。
日本生命では、これまで生命保険事業を通じて社会全体に安心・安全を提供することに取組んできました。
その想いや考え方は新規事業を考えるときも全く同じです。生命保険事業で培ってきたノウハウや多くのお客様との関係は、新規事業にとっても大きな資産であり強みだと思っています。
そのようなダイナミックでスケールの大きな仕事に誇りと責任を感じながら、私も必ず「社会全体の安心・安全」に資する事業を自身の手で創出したいと思っています。